パソコンで画面を閲覧している人よりも、スマートフォンやタブレットなどで閲覧している人の方が多くなっています。
スマートフォンでパソコンホームページを見ると、文字が小さく見にくい、横にしたり、拡大したりしてなんとか読む。そういうホームページでは、伝えたい事が伝わないという悲しい事が起こる場合があります。

パソコンで見ている画面の幅をドラッグで変えると、それにあわせて画面の表示が最適化されたものになる。
ご覧になった事があるかもしれません。ちなみに、こちらのホームページもレスポンシブデザインとなっています。

パソコンとタブレット、スマートフォンでホームページを分けると管理が大変です。
PHPやJavascriptなどを使って、CSSを切り替える事ができますが、ここでは、CSSで簡単に画面表示の幅によって、表示を変化させ、管理を楽にする方法をお伝えします。

まず、viewportを記述する

パソコンよりも画面が小さい端末で表示させる場合、文字の大きさなどが、一番大きなサイズに合わせているのがデフォルトです。
デバイスによって、文字の大きさを最適化する。これをまずmetaタグに記述する必要があります。

端末(デバイス)によって、1倍の拡大率で表示してくれ、画面は最適化されているのに、文字がおかしい。
なんて事になるのを防ぎます。

HTMLに直接書いているwidthの設定を外す

CSSで記述されている内容よりも、HTMLに記述されている内容の方が優先されます。
レスポンシブデザインのデザインのコントロールは全て外部CSSで行なうようにしてください。

こんな例はNGです。

クラス指定で設定してください。

.CSSファイルに記述する

パソコン用のCSSの中に書き込む事ができます。CSSの中の設定は、上述のものを上書きする特性があります。
画面サイズの大きさ順に記述します。

タブレット端末用のCSS

タブレットによって幅が異なります。
ここでは、iPad用の設定です。幅が481px以上、1030px未満という画面では、下記の設定を採用するというものです。
[css]
@media only screen and (min-width: 481px) and (max-width: 1030px) {
/*この中にクラスを上書きする */
}
[/css]

スマートフォン端末用のCSS

スマートフォンによって画面の幅が異なります。
ここでは、iPhone用の画面の場合は、という設定です。
幅が480以内であれば、下記の設定を採用するというものです。
[css]
@media screen and (max-width: 480px) {
/*この中にクラスを上書きする */
}
[/css]

できあがり

クラスの上書き、微調整を行ない、このようにパソコン、タブレット、スマートフォンで閲覧画面を最適化することができました。
ipad
iPad用のページ

iphone
iPhone用のページ

まとめ

これから端末がどんどん増えていき、画面のサイズ、解像度もあがっていくと思われます。
より多くの人にストレスなく見てもらうことで、自分メディアの信頼性もあがっていきます。
せめて、スマートフォンだけでも対応したいところです。


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